歯列矯正は、あごの成長を利用するのが理想的ですが・・・
歯列矯正は、親知らず以外の全部の永久歯が生え揃う頃が一番望ましいです。あまり低年齢だと歯に歯列矯正の為の装着物があることが、とても苦痛になるようです。
でも、小学校高学年くらいになると、歯並びの問題点を自覚し始め、矯正治療にも大変関心を持ち始めます。歯列矯正への受け入れ態勢が整ったと言う事です。
小学校高学年から、中学生、高校生達が、歯列矯正装置をつけての本格歯列矯正を始めるのは、歯の美しさに対する見た目を気にし始めた年齢に達したから、ともいえます。歯列矯正に対しては、ＴＶや雑誌で見る芸能人やモデルが綺麗な歯並びをしているのを見ているので矯正治療への関心はとても高いです。将来の健康も踏まえて考えたら、矯正治療をしておく事は、一挙両得ともいえます。
歯列矯正の最適年齢は幾つ？
子供達の口腔内の衛生管理は昔に比較してはるかに向上しているにも関わらず虫歯や歯周病が増加しているのは、スナック菓子などを口にする機会が増えているからです。歯並びが悪い時、歯磨きをしても磨き残しが有って虫歯になり易いです。歯の重なりが少しでもあると歯垢や歯石が付着し易くなります。歯並びに何かしらの問題を持つ子供は、４０パーセントにも上ると言われています。
・１４〜１６歳ごろには、あごの骨の成長が終了に近づき始めています。
女性は、男性よりもあごや顔の発育が早く終わります。
・歯列矯正は、歯やあごの成長を利用しながら１６歳ぐらいまでには終了しておく事が望ましいです。虫歯や歯周病を作らないためにもとても大事な事です。
歯列矯正治療が誇らしい！？
矯正治療中であることを誇示する子供達が多くなっています。少し前までは、歯列矯正の装着した歯が見えるのを嫌がったと思うのですが、ＴＶなどで、アメリカの子供達が歯列矯正を受けながらドラマ出演している姿をよく見掛けます。その影響も有るのでしょう。そしてまた、日本でもアイドル歌手が歯列矯正装置をつけながら活躍していますから、抵抗感どころか憧れ、ともいえるかもしれません。矯正治療は、お洒落の代名詞の時代になりました。
・矯正治療の装置もカラフル＆ポップなイメージに、ということでブラケットにワイヤーを固定するのにも、カラーゴムを使いワザワザ目立たせる演出をしたりして「楽しみ」に、してしまっております。
・歯列矯正中は飲食後の歯の手入れがとても大事です。子供達は、そのために使う歯磨き道具にも拘りを持ち、外出中にも手放さず、そして、その拘りのアイテムを使って、「歯磨き」さえも楽しんでしまっています。
歯列矯正でコンプレックスも解消！！
歯列矯正で、驚くほど明るくなった子供もたくさんおります。子供達は悪げはないのですが相手の姿形の印象・特徴からニックネームをつけたり、面と向かって言葉を投げかけることが多いです。それは本人が気にしている事だったりします。「出っ歯」「受け口」など笑顔にも影響する事になると、だんだん笑顔はなくなって行きます。豊かで楽しい人生を生きるには、「笑顔」が一番だと言うのにです。口元が気になって、人の前で大きな口を開けて笑えなくなったり、時には喋る事すらしなくなります。結果はあの人暗いと言われるし、本人は「私は駄目な人」とレッテルを貼り始めます。たった歯並びが少し悪いという事だけで、です。
現代はそれ程に他人との比較社会になっておりますが、ただ歯並びの重要性は、歯・口元の美しさだけでなく健康にも影響する、命にも関係が有るからです。
歯列矯正を早期にしておくと、その後、歯科医へ通う回数も減りますので、費用面でも、逆に安くなる可能性があります。
・審美歯科の矯正治療は一見高いように見えますが、その後の人生のメリットは、金銭のみならず、精神面も考えると、計り知れないものがあります。
笑顔の多い人は周囲の人にも好かれますので、思いどうりの人生、豊かな人生を得られやすいです。
これほどの「宝」は他にあるでしょうか？それが審美歯科の歯列矯正で、いとも簡単に手に入れられたら願っても無い事です。
審美歯科の歯列矯正とは
審美歯科の歯列矯正は見た目の美しさと共に、治療中及び治療後、体の一部となるものもあるので、健康に留意した素材（高品質セラミックほか）を利用しており、歯列矯正の技術及び装着する装置も研究が進んでいますので、今まで３年掛っていた治療が、１年ぐらいで終了するまでに短縮されました。
審美歯科の歯列矯正の場合、かなり困難と言われる矯正でも対応できます。クラブ活動で管楽器演奏をする場合でも支障の無い治療、また、スポーツでも危険が生じない歯科矯正の治療法があります。
＊カウンセリングは、しっかり受けて、納得するまで相談する事はとても大切です。